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最終更新日:2017/11/20

ゆかたの準備物は意外と少ない!?浴衣・帯の選び方と着付に必要なものまとめ

黒い着物


夏が近づくとついつい買いたくなる浴衣。「かわいい浴衣を着てお祭りや花火大会に出かけたい!」なんて思っている女性も多いのではないでしょうか。

よく、『浴衣』『作り帯』『下駄』がセットで売られていますが、他に浴衣の着付に必要な小物ってご存知ですか?

実は、最低限『浴衣』『帯』『腰紐2本』が揃っていれば、浴衣の着付ができちゃうんです。意外と少ないですよね。

ただし、これだけでは、お祭りや花火大会のように、長時間外にいて動き回るような日にはすぐに着崩れてしまいます。
また、自分自身の体型に沿って着付けることになりますから、寸胴にはならず、見た目もあまり美しくないかもしれません。

ですので、見た目を美しく、長時間着ていても着崩れないように着付けるには、やはりいくつか着付小物を用意する必要があります。

今回は、これから浴衣の着付道具を一式揃えたいという方へ向けて、浴衣や帯の選び方から、美しく着付けるために必要な小物までまとめてご紹介していきます。

目次
体に合った浴衣の選び方
帯の選び方
浴衣や帯はなりたい雰囲気に近づける色や柄を選ぶ
履き物の選び方
手提げの選び方
浴衣を美しく着付けるために必要なアイテムは?
浴衣の着付に必要なものはどこで買える?
浴衣の準備物は意外と少ない

体に合った浴衣の選び方

浴衣を仕立ててもらうという場合には、自分にぴったり合ったものが手に入るのであまり気にする必要はないのですが、既製品を購入する場合には、体型に合うサイズの浴衣を選ぶ必要があります。
洋服を選ぶ時とはサイズの合わせ方が異なるので、浴衣を買いに行く前にしっかりポイントを押さえておきましょう。

最初に確認するのは『身丈(みたけ)』です。身丈は、着物の背中の中心を通る、衿の付け根から裾までの浴衣の縦の長さのこと。
一般的に、自分の身長=身丈が理想のサイズとされています。
女性の場合は、着付けた時に帯の下に出る浴衣の折り返し部分「おはしょり」の長さで丈感を調節することができるので、身丈が自分の身長の±5cmくらいまでであれば問題なく着用できます。
また、±10cmくらいまでであればカバー可能です。

次に『裄丈(ゆきたけ)』を確認します。裄丈は、浴衣の衿の付け根の真ん中から、まっすぐ袖の先までの長さのこと。
裄丈は身丈と異なり着付の時に調節ができないので、注意が必要です。

浴衣の場合、1枚の浴衣でカバーできる身長に幅があるため、その範囲内であれば身長が低めの方も高めの方も同じ浴衣を着用することができます。
しかし、基本的に身長に応じて腕の長さも変わるため、身長が低めの方と高めの方では袖の先のくる位置が異なり、印象は全く違ったものになります。

可能であれば、浴衣を買いに行く前に、家族や友人などにお手伝いをしてもらって、自分の裄丈を測っておくのがおすすめです。
利き手を地面と平行になるように横にまっすぐ伸ばし、首の後ろにある骨の突起から、肩の上を通り、手首の骨の突起までの長さを測りましょう。着物の場合は、測った長さに約1~2cm足すのですが、浴衣の場合はそのままの長さで問題ないです。

また、可能な限り購入前に試着をするようにしましょう。
見た目の目安としては、袖の先が手首の骨の突起辺りに来るのがベストです。浴衣は主に夏に着用するので、多少短い分には問題ありませんが、袖の先が手の甲に差し掛かるくらい長い場合は、涼しげな印象が失われ季節感がなくなるので、別の浴衣にする方がベター。

帯の選び方

浴衣には、主に浴衣帯や半幅帯を合わせます。

浴衣帯は一枚仕立ての帯で、厚みがなく軽いため浴衣に最適です。鮮やかな色味のものが多く、また、表地と裏地の色味が異なるものも多いので、帯結びのアレンジで裏面を見せるのも◎
半幅帯は袋状になっている帯で、浴衣帯2枚分の厚みがあります。表地と裏地で柄が異なるものの場合は、好きな方の柄を表にして結ぶことができます。

帯の色を選ぶときは、浴衣の柄に入っている色の中から1色を選ぶときれいにまとまります。また、浴衣の反対色を選んだり、淡い色の浴衣には濃い色の帯、濃い色の浴衣には淡い色の帯と対照的な色を選ぶのもおしゃれです。
半幅帯を使う場合は、あからさまに重たい秋冬の色味や柄は避けましょう。

浴衣用の作り帯も売られているので、自分で帯を結べない、結んでくれる人がいないという場合は利用するのが◎ 帯についている紐を結ぶだけなのでとっても楽チンです。

また、浴衣であれば、兵児帯を使って帯にふんわりとしたボリュームを持たせるのもあり。
作り帯だと物足りないという時に、作り帯を締めた上から兵児帯を結ぶというテクニックもなかなか使えます。

とくに身長にコンプレックスのある方は、帯飾りを使って目線を帯に集めましょう。帯の間に挟み込むだけで良い簡単なものや、帯留のように帯の上から結ぶタイプのものなど、様々な種類があります。

浴衣や帯はなりたい雰囲気に近づける色や柄を選ぶ

浴衣や帯は、自分が気に入った色や柄を選べば良いのですが、綺麗に見えたり、なりたい雰囲気に近づける色や柄が体型ごとにあるので、簡単に紹介していきます。

身長低めさん

身長低めさんは、小さめの柄の浴衣の方が綺麗に見えます。大きい柄の浴衣を選ぶと、せっかくの柄があまり見えず、バランスが悪くなりがちです。
どうしても大きい柄の浴衣が着たいときは、無地部分が少なく柄が詰まっているものを選ぶのが◎
また、少しでも背を高く見せたい場合は、膨張色の淡い色の浴衣を選びましょう。浴衣の柄の中から1色選んで帯の色にすると、スッキリ見えます。

身長高めさん

身長高めさんは、大きい柄や無地部分の多い飛び柄の浴衣がおすすめ。身長がある分、見えている浴衣の面積が広く、柄がたくさん見えるので大きい柄や飛び柄も美しく着こなせます。
小さい柄や無地の浴衣を選ぶ場合は、帯にインパクトを持たせてみてください。
紺や黒といった濃い色を選ぶとクールな印象に。
逆に可愛らしい雰囲気にしたい場合は、淡い色の浴衣を選びましょう。浴衣とは対照的に、帯にははっきりとした色を選んだり、小物などを使って派手にすると、他人の目線が帯の位置まで下がるので、背の高い印象が少し緩和されます。
濃い色の浴衣に、淡い暖色の帯を合わせても可愛らしい雰囲気が作れます。

ぽっちゃりさん

紺や黒といった濃い色の浴衣はの方がシュッと引き締まった印象に。また、細いストライプなどの細かい柄だと、よりシャープに見えます。
逆に膨張色やストライプでも線が太いものは避けた方がベター。
帯にも、淡い色よりは鮮やかな色、また、寒色系を選ぶのがおすすめです。

華奢さん

濃い色はより華奢な印象を与えるので避け、淡い色や暖色といった膨張色を選ぶのが◎ 柄が曲線のあるものを選ぶと丸みが強調されて、より女性らしく見えます。
帯にも、締め色ではなく明るめの膨張色を。また、兵児帯を使って、帯にふわっとボリュームをもたせるのもあり。

履き物の選び方


浴衣の時に合わせる履き物といえば下駄。
下駄を選ぶときは、自分の足より少し小さめ、かかとが下駄から1cmくらいはみ出すサイズのものを選びましょう。足のサイズより大きいものは、不恰好に見えるので避けた方が良いです。

鼻緒の色は、帯と同じように浴衣の柄の色と合わせるとマッチします。

また、鼻緒が太めのものを選んだ方が、歩いていて足が痛くなりにくいのでおすすめ。
お祭りや花火大会など、歩く時間が長くてなかなか座れず、足が痛くなると困るというときは、履きなれない下駄よりもサンダルを合わせた方がベターかもしれません。

手提げの選び方

浴衣には巾着のイメージが強いですが、最近は浴衣売り場にカゴバッグが置かれていることも多いです。さらに、巾着とカゴを合わせたカゴ巾着なるものも売られています。
どれを選んでも問題ないですが、巾着にはあまりものが入らず、また、ものでパンパンの巾着は不恰好なので、長時間浴衣で外出をするときは、ものがたくさん入るカゴバッグやカゴ巾着の方が良いのではないでしょうか。

また、とくにモダンな柄の浴衣の場合は、小ぶりなショルダーバッグを合わせても◎

浴衣を美しく着付けるために必要なアイテムは?

ここからは、見た目を美しく、長時間着ていても着崩れないように浴衣を着付けるための着付小物を紹介していきます。
その小物の必要度合いについては、以下の3つの記号を参考にしてください。

★=必須
◎=綺麗に着付けるためにあった方が良い
△=必要な方のみ用意

★:腰紐


腰紐は、浴衣を着付ける時に、腰に締める紐です。腰紐がなければ浴衣が着崩れてしまうので、着付のマストアイテムです。
2本あれば着付は可能ですが、体型補正にも使用するので3本あるとベスト。
よく腰紐の代用品としてストッキングが紹介されていますが、ストッキングは伸縮性があり、伸びてしまうと締めている部分が緩みます。着崩れる原因になるので、ストッキングではなくきちんと腰紐を用意しましょう。

★:下着

浴衣の下が透けないように、また、浴衣が汗などで傷まないように、ブラジャーやショーツの上に1枚下着を着用しましょう。
とくに白や淡い色の浴衣を選んだ場合は、絶対に着用してください。

用意ができるのであれば、和装用のブラジャーと浴衣スリップがベストです。
難しければ、スポーツブラなどの上にキャミソールやTシャツを着用しても問題ありません。浴衣は寸胴の方が綺麗に見えるので、ワイヤー入りのブラジャーは避けた方が良いです。
キャミソールやTシャツは、浴衣の衿から見えないようなデザインのものを選びましょう。また、浴衣も脇に汗ジミができることがあるので、脇のパットがついたキャミソールやVネックの半袖Tシャツがおすすめです。

ショーツは普段着用しているもので問題ありませんが、リボンなどの装飾がついていないものの方が無難。キャミソールやTシャツでショーツが隠れないときは、ペチコートやペチパンツなどを上から履くようにしましょう。

◎:タオル


タオルは、体型補正に使用します。下着の上から腰に巻きつけて胴を太くし、なるべく寸胴になるように補正していきます。
胸やお尻が大きい方、ウエストのくびれがしっかりしている方は、複数枚タオルを用意したり、手ぬぐいサイズではなくバスタオルサイズを用意するのがおすすめ。
体型補正はマストではありませんが、胸が帯の上に乗ると一気に所帯染みた雰囲気になり、あまり美しくはないので補正した方がベター。また、ちょうど汗をかきやすい帯の下あたりに巻くことになるので、タオルが汗を吸ってくれて快適に過ごすことができます。

△:伊達締め

伊達締めは、腰紐よりも幅が広い紐です。
腰紐を2本締めた後にその上からさらに伊達締めを締めると、より浴衣が着崩れにくくなるので、浴衣を着なれない方は用意しておいた方が良いでしょう。

△:コーリンンベルト

コーリンベルトは、両はしにクリップがついたゴム紐。衿と衿をクリップで止めて、はだけるのを防止します。
便利グッズなので、用意しなくてもさほど問題ありません。はだけるのが気になる方のみ、用意しておきましょう。

◎:帯板

帯の下に帯板を入れることで、前側表面のシワを無くし、ピンと張った状態にすることができます。
帯板は、ベルトの付いているものと付いていないものの2種類。ベルト付きのものは、帯を巻く前に胸下の帯を巻く位置に装着、板のみのものは、帯を結んだ後に帯の外から1枚目と2枚目の巻きの間に差し込みます。
自分で帯を手結びする場合は、必ず板のみのものを用意しましょう。ベルト付きを使うと、帯の結び目を後ろに回す時に、帯板の位置がずれてしまうからです。
作り帯を使う場合や、ほかの人に帯を結んでもらう場合は、ベルト付きの帯板でも問題ありません。

浴衣の着付に必要なものはどこで買える?

夏が近づいてくると、百貨店や大型スーパーなどで、浴衣売り場が作られます。浴衣や帯はもちろん着付小物まで、大体必要なものは全て揃えることができます。
また、もちろん着物屋さんでも一式揃えることが可能です。

しかし、シーズンオフの場合は、ほとんど店頭で購入することができません。あったとしても、だいたいが古着です。

オールシーズン浴衣が購入できるのは、やはりネット通販です。
洋服の場合、同じサイズ表記でも商品によって着た時のサイズ感が違うということがよくありますが、着物の場合は身丈と裄丈が合っていればきちんと着ることができます。サイズをしっかり確認すれば、ネット通販での購入でも問題ないでしょう。

浴衣の準備物は意外と少ない

浴衣の着付けに必要な準備物って意外と少ないですよね。
下着やタオルなど、家にあるものはそのまま着付に使うことができます。なので、着付け道具を一つも持っていないという方でも、『浴衣』『帯』『腰紐』『帯板』のみを購入すれば、美しく、また、着崩れしにくく着付けることが可能です。
なるべく費用を抑えたいという方は、『浴衣』『作り帯』『下駄』のセットや、基本の着付小物セットのような、セット販売商品を利用すると比較的安く揃えることができます。
この夏は、気に入った柄の浴衣と帯で、お祭りや花火大会などに出かけませんか? 浴衣に合わせたヘアメイクもして、ぜひ洋服とは異なる華やかさを演出してみてください。
また、浴衣の着付道具を揃えたら、着付を習ってみるのもおすすめです。彩きもの学院の無料体験レッスン(入門科)では、浴衣の着付指導も受けられるので、ぜひ受講してみてください。

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